64列128スライスCT導入決定(2017年4月)
2005年2月に導入し活躍してきたシーメンスのCT(SOMATOM Emotion 6)の管球老朽化により,新たなCT(シーメンスSOMATOM Prespective)を導入することになりました。
これまでのCTは6列のマルチスライスCTで管球回転速度が0.6秒/回でしたが,今回導入するものは64列で管球回転速度は0.48秒/回と,極めてハイスペックの仕様となります。
これまでは1秒間に10枚のスライスしか撮影できませんでしたが,新しいCTでは毎秒128枚のスライスでこれまでの13倍近く撮影速度が早くなります。
動物でのCT検査は通常全身麻酔が必要となるため,撮影速度が早くなることで検査時間が短縮されるとともに,短時間で広範囲の撮影が可能となり,造影CT検査においても三次元画像条件でも無理のないマルチフェイズ撮影が可能となります。
これまで以上の高精細3D画像が得られ,より精度の高い診断に役立ってくれることと期待しています。新しいCTはシーメンス本社のあるドイツで受注生産となるため,当院における64列128スライスCTの稼働は2017年6月を予定しています。
※当院で2017年6月に稼働予定の最新のCT装置(シーメンスSOMATOM Prespective)
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