ポータブル検眼鏡・耳鏡
各診察室や処置室等で使用しているポータブルの検眼鏡と耳鏡です。
4Kカメラ付きポータブルスリットランプ(細隙顕微鏡)
眼科検査に使用するポータブルスリットランプです。4Kデジタルカメラで高精細な写真と動画が撮影できるオプションを取り付けて使用しています。
ポータブル眼底カメラ
眼底の観察に加えてスマートフォンを取り付けて記録できるポータブルタイプの眼底カメラです。
動物用血圧計
犬猫専用のコンパクトなオシロメトリック式自動血圧計です。Vet30はSpO₂の測定もできる多機能タイプです。
動物用解析機能付き心電心音計
不整脈の診断や心臓検査に欠かせない,解析機能付きの動物用心電計です。この装置には心音計も付いており,心雑音の解析にも役立ちます。
デジタルカメラ付きシステム生物顕微鏡
皮膚検査,虫卵検査,尿沈渣,血液塗抹標本,細胞診および病理組織学標本の観察に使用する専用撮影装置付きのハイエンドシステム生物顕微鏡です。
デジタルカメラ付き生物顕微鏡
皮膚検査,虫卵検査,尿沈渣,血液塗抹標本,細胞診および病理組織学標本の観察に使用するデジタルカメラ付きのシステム生物顕微鏡です。
動物対応ソフトウェア内蔵多項目自動血球分析装置
2025年4月にXT-2000iVの後継機として導入した本院で使用している多項目自動血球分析装置です。核酸染色蛍光フローサイトメトリー法による高精度な分析アルゴリズムを搭載し,血球数計数 ( CBC ) のみならず,正確な白血球5分類に加え,網状赤血球や従来の機器では参考値としてしか測定できなかった猫の血小板数なども,わずか45秒で正確に測定可能です。
動物用多項目自動血球分析装置
分院で使用している動物用多項目自動血球分析装置です。血球数計数 ( CBC ) のみならず,レーザーフローサイトメトリーによる白血球分類 ( DIFF ),蛍光レーザーによる網赤血球計数 ( RET ) を搭載し,120秒で測定結果が得られます。
ウエット式生化学自動分析装置
本院で使用しているウエットタイプの生化学自動分析装置です。血液や尿などの体液成分を検体として,蛋白,脂質,酵素,電解質などの一般的な生化学項目だけではなく,総胆汁酸や血清鉄ならびに犬CRP,猫SAA,α-フェトプロテインなど免疫血清,凝固検査の一部の項目など幅広い分野の測定が可能です。
ドライ式生化学自動分析装置
分院で使用しているドライタイプの生化学自動分析装置です。蛋白,脂質,酵素,電解質などの一般的な生化学項目の測定が可能です。
血液ガス分析装置
血液のpHや血液中の炭酸ガス分圧や酸素分圧ならびに電解質(Na,K,Cl,Ca)を分析する装置です。重症動物の輸液管理を行う上で欠かせない酸‐塩基平衡を把握するために必要な検査機器であり,動脈血の測定により呼吸機能を調べることもできます。
化学発光酵素免疫測定装置
2025年3月に導入した卓上型の自動化学発光酵素免疫測定装置です。以前使用していたMini-VIDASに比べて検査項目が充実しており,当院では甲状腺ホルモン(T4,fT4),副腎皮質ホルモン(コルチゾール),上皮小体ホルモン(PTH-intact),下垂体ホルモン(ACTH)および線溶系検査のD-dimerを測定するために使用しています。高齢猫でしばしば認められる甲状腺機能亢進症や,高齢犬に多い甲状腺機能低下症および副腎皮質機能亢進症(クッシング病),さらに犬で稀に認められるアジソン病の迅速診断が可能となります。
イヌCRP測定装置
イヌのC反応性タンパク(C-Reactive Protein)という急性相タンパクを測定する装置です。CRPは炎症や組織破壊がおこると,24時間以内に非特異的に血液中に増加します。
動物用免疫反応測定装置
急性炎症マーカーであるイヌのC反応性タンパク(CRP)と猫の血清アミロイドA(SAA)という急性相タンパクを測定する装置です。当院では猫SAAの測定に利用しています。
さらに犬で稀に認められるアジソン病の診断が可能となります。
自動血液凝固時間測定装置
血液の凝固機能を調べるための装置です。凝固機能に異常が起こると血栓症や止血異常(出血)を起こし易くなります。殺鼠剤中毒(クマリン中毒)などの緊急の出血性疾患の診断,肝機能検査の一環として,また手術前のルーチン検査として役立ちます。
動物用尿化学分析装置
犬猫専用の尿の化学分析装置で,IRISのステージ分類に沿ったUPC判定ができるとともに尿pH,尿糖,蛋白,潜血,ケトン,クレアチニンなど最大10項目を同時測定できます。
臨床屈折計
血漿や血清の蛋白濃度や尿比重などを測定できる臨床屈折計です。少量の検体でも測定可能なため,当院ではヘマトクリット管の上澄みで血漿総蛋白濃度を測定するために使用しています。