院長挨拶
倉敷マスカット通り動物病院 院長
小出 和欣Kazuyoshi Koide
「動物は家族の一員」
めまぐるしく変化する社会情勢のなかで、人と動物の関わりも少しずつ変化してまいりました。共に暮らしている動物たちは、ペットからいつしか伴侶動物(コンパニオンアニマル)と呼ばれ、家族の一員として迎えられるようになりました。テレビ、雑誌、ポスターならびにSNSなど、毎日どこかでかわいい動物たちの映像や写真を目にします。動物たちのかわいらしい姿は、人々の心を和ませてくれる大切な存在として不動の地位を築いたのではないでしょうか。
「物言わぬ動物には健康診断と専門的なサポートが不可欠」
しかし、人々を癒してくれる動物たちも人と同じように年を取り、そして時には病気にもかかります。家族の一員である大切な動物たちがより快適で健康的な生活を末永く送るためには、日々の健康管理はもとより、病気の予防や定期的な健康診断が不可欠です。 我々は家族の一員である動物に対して、「ゆりかごから墓場まで」の生涯を通じて、専門的な立場から物言わぬ動物の健康管理をサポートいたします。
「小出動物病院から倉敷マスカット通り動物病院へ」
当院は、1989年に過疎地における動物医療向上のため岡山県倉敷市の北西に位置する矢掛町において「小出動物病院」として開院しました。当初は地域のホームドクターとして、10年後には地域の枠を超えた二次診療施設として、さらに2011年3月には農林水産大臣より小動物臨床研修診療施設の1つに認定され、卒後研修施設としての役割も果たしてまいりました。 そして2022年3月に、倉敷市鳥羽において、これまでの経験と英知を結集した最新設備を有する「倉敷マスカット通り動物病院」を開設しました。 「倉敷マスカット通り動物病院」は井笠動物医療センターの本院として、一次診療のみならず二次診療や三次診療の拠点とし、「小出動物病院」は地域のホームドクターとしての役割を果たしてまいります。
「安全で安心できる環境と安定した質の高い獣医療サービスの提供」
本院分院ともに充実した医療設備に加えて、十分なソーシャルディスタンスの確保ならびに最新の衛生設備と衛生管理の徹底により、動物やご家族、さらに働くスタッフにとって安全で安心できる環境を整えています。これにより、質の高い獣医療サービスを安定して提供できることが当院の強みです。特に「倉敷マスカット通り動物病院」では、新型コロナ感染症のパンデミックの経験から、随所に最新の衛生設備を完備し、徹底した感染症対策がなされています。物言わぬ動物たちの健康管理を安心して任せられるホームドクターとして、専門分野においては地域の枠を超えて夢と希望が提供できる高度動物医療に対応した二次診療施設として、ご家族のみならず、ご紹介元の先生方とより良い信頼関係を築き、対応してまいります。